東京都出身、4歳よりピアノを始める。千葉県立幕張西高校時代、“自身の曲をアマチュア・オーケストラが演奏し、自ら指揮する”機会を得てドビュッシーや武満徹的要素を交えた曲をつくる。1989年桐朋学園大学音楽学部作曲科に入学。在学中、若き同志による型破りな音楽に視覚的な要素を加えた演奏会「冬の劇場」に参画。卒業後は桐朋学園大学の非常勤講師を務めながら作曲家兼ピアニストとして活動する。
昭和期の作曲家の研究に従事し、現代音楽の作曲を主とする一方で映画、バレエ、CM音楽の作曲・編曲も数多く手掛ける。2014年2月、「交響曲第一番HIROSHIMA」「ヴァイオリンのためのソナチネ」等の作曲者であることを告白。2015年10月「ピアノ協奏曲新生」、2016年8月「交響曲連祷Litany」を発表。最近はテレビ、ラジオ番組に出演するほか様々なジャンルの音楽家と共演し活動の幅を広げている。作曲を南聡、中川俊郎、三善晃、ピアノを森安耀子らに師事。