1958年、神戸市生まれ。ブラジリアン・スタイルの奏法の影響を受けたギタリストとして、パウリーニョ・ダ・ヴィオーラやナラ・レオン等多くの来日ブラジル人アーティストとセッションを重ねた後、86~87年にかけてブラジルで活動。帰国後、インストゥルメンタルトリオ、ショーロクラブを結成し、現在までに25枚のアルバムをリリース。
また、2004年には新たなインストゥルメンタルトリオ、コーコーヤを立ち上げ、アルバムを、サントラも含め6枚発表するかたわら、純名里沙をはじめ、EPO、比屋定篤子、桑江知子、Ann Sally、大島保克、宮沢和史、NUU、古謝美佐子、畠山美由紀、松田美緒、照屋実穂、手嶌葵、吉田慶子、鈴木重子、大島花子、MAKO、落合さとこ、池田綾子、えぐさゆうこ、城戸夕果、かとうかなこ、小松亮太、江藤有希等、ブラジル系のみならず、J-POPから民謡までの歌手やインスト奏者のサポート、CDプロデュース、レコーディング、アレンジ等、多方面で活躍中。
2010年、初のソロアルバム「onaka-ippai」発表。2021年には自己のインスト作品集「Plataforma」を発表。22年3月にコーコーヤ4作目のオリジナル作品集「taste」を発表。7月に、沖縄音楽リスペクトの新ユニット「ジュス」を立ち上げ、新譜「サガリバナ」発表。今年9月にショーロクラブ26枚目のアルバム「Caleidoscópio」発表。。
作曲の分野でも、ふたつのインストユニットを中心とした多数の楽曲の他、各共演歌手との共作、ブラジルの国民的作詞家パウロ・セザル・ピニェイロ、ルーツサンバの長老、故ギリェルミ・ジ・ブリート、日本でも人気の高いシンガーソングライター・ジョイスとの共作、ガンバ大阪公式応援歌などもあり、それぞれCD化されている。
自己認識としては、「ギター演奏家」というよりも、「自らの演奏をベーシックに据えたサウンドオーガナイザー」と考えている。