年が明け、春が近づいてまいりました。ゴールデンウィークはもうすぐそこ!
「いしかわ・金沢風と緑の楽都音楽祭」では、各年のテーマに合わせてメインビジュアルが描かれ、皆様のお手元のパンフレット、ガイドブックの表紙として音楽祭を彩ってきました。2022のテーマは「ロマンのしらべ ~金沢が浪漫に染まる~」。今年のメインビジュアルは新進気鋭の友禅染め作家・村上有輝さんに手掛けていただきました!
1989年大阪府出身。2012年金沢美術工芸大学美術工芸学部美術科油画専攻を卒業。2014年同大学院美術工芸研究科絵画専攻油画コースを修了。同年、加賀友禅の工房へ入社。2020年に退職し、卯辰山工芸工房染工房へ入所。現在に至る。
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水が打ち投げられた瞬間を布地に閉じ込めたかのようなこの作品。実はひとつひとつ丁寧に筆で描き、染め上げたものなのです。制作にあたっての村上さんのお言葉をご紹介します。
2022メインビジュアル制作にあたって
「ロマンのしらべ~金沢が浪漫に染まる~」というテーマを伺ったとき、自身の制作テーマと音楽はとても相性が良いと感じました。画面を流れるような線や色から、音色や楽譜をイメージすることができると思いました。
ロマン派の音楽家たちの自由への熱量を感じながら、今年の「風と緑の楽都音楽祭」を楽しんでいただければ幸いです。
ガル祭 meets KOGEI。村上さんの友禅染が、パンフレット、ガイドブック、そしてWebと様々な形で音楽祭を「浪漫」に染め上げてくれるはずです!乞うご期待!