宮城県塩竈市出身。東京学芸大学教育学部を卒業後、同大学大学院を修了。ピアノを斎藤信子、須田昌宏、作曲を小林康浩、吉崎清富、指揮を松岡究、山本訓久、小林研一郎、スコア・リーディングとオペラ・コーチングを田島亘祥の各氏に師事。イタリア・カターニアにてベッリーニ歌劇場副音楽監督のレオナルド・カタラノット氏に師事。新国立劇場、びわ湖ホールをはじめ各地のオペラ団や管弦楽団、合唱団等において副指揮者や合唱指揮者を務め、研鑽を積んだ後、数々のオペラ公演やコンサートを指揮している。
新倉健作曲のオペラ≪窓≫(世界初演)、オペラ≪ポラーノの広場≫(東北初演)、管弦楽曲Songokaj 2020等、初演指揮も多く務め、近年はマニャール/交響曲第4番、ステーンハンマル/交響曲第1番、ドヴァリョーナス/ヴァイオリン協奏曲、シャルヴェンカ/交響曲等の多くの日本初演を手掛け、知られざる作品の演奏にも意欲的に取り組んでいる。
現在、オーケストラ≪エクセルシス≫正指揮者。栃木フィルハーモニー交響楽団常任指揮者。オーケストラ・ドゥ・センダイ、厚木交響楽団、埼玉フィルハーモニー管弦楽団、愛媛交響楽団、市川交響楽団、麻生フィルハーモニー管弦楽団、町田フィルハーモニー交響楽団客演指揮者。東洋大学混声合唱団常任指揮者。本年4月より国立音楽大学非常勤講師。金沢ではオペラ《禅》の副指揮者を務めている。