1987年青森県生まれ。2018年東京国際音楽コンクール〈指揮〉優勝。2019年ブザンソン国際指揮者コンクール優勝。20-22年ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団カラヤン・アカデミーの奨学生としてキリル・ペトレンコのアシスタントを務める。2022年3月大統領主催によるウクライナのための連帯コンサートにてベルリン・フィルを指揮。同年5月にはカラヤン・アカデミー創立50周年記念の合同コンサートをキリル・ペトレンコともに指揮した。 幼少よりピアノ、チェロ、オーボエを学び、東京藝術大学、同大学院にて指揮を高関健、尾高忠明の両氏に師事。ハンスアイスラー音楽大学にてクリスティアン・エーヴァルト、ハンス=ディーター・バウムの両氏に師事。ネーメ・ヤルヴィ、パーヴォ・ヤルヴィ、クルト・マズアなど数多くのマスタークラスを受講し、19年と20年には東京で開催されたリッカルド・ムーティ・イタリア・オペラ・アカデミーの受講生に選出された。また過去にはオーケストラ・アンサンブル金沢の指揮研究員を務めたほか、日本やヨーロッパでのオペラ公演で研鑽を積んだ。 2022/23年のシーズンは、ミュンヘン交響楽団のアーティスト・イン・レジデンスを務めるほか、メルボルン響、BBCウェールズ・ナショナル管、ライプツィヒMDR響、トーンキュンストラー管などの定期公演へデビュー予定。また日本国内では、N響、読売日響、新日本フィル、東響、日本フィル、OEKを定期的に指揮するほか、2022年のセイジ・オザワ松本フェスティバルでは、ローラン・ペリー演出のもと《フィガロの結婚》を指揮しサイトウ・キネン・オーケストラにデビューした。 2023年4月、京都市交響楽団常任指揮者に就任予定。