ヴァイオリン:
ヴァーラディ・カールマーンVáradi Kálmán
1674年11月24日生まれ
1986年8才の頃には、世界的に有名なライコーオーケストラの録音に参加した。12才でそのオーケストラのコンサートマスターになり、その後9年間、ライコーオーケストラでアメリカ、オーストラリア、中国、韓国、トルコ、スイス、ドイツなど世界中を回った。
1995年から2年間、ブダペストでもっとも美しいホテルの一つ、ネムゼティ(国民)ホテルで自分のジプシーバンドを編成し、専属バンドとして演奏した。
その間、ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、シャロン・ストーン、メル・ギブソン、ヤーノシュ・シュタルケル、エンニオ・モリコーネなどの有名人に演奏した。
1997年から現在まで、ピアノ、ベース、チェロとで、クラシックサロンバンドを編成し、ドイツ最大のテーマパーク、ヨーロッパパークと契約しホテルアルカザール城で演奏している。
2022年には世界的に有名な100人のジプシーオーケストラに、コンサートマスタープリーマーシュとして招聘を受けた。
ツィムバロム:
ヴァダース・カーロイVadász Károly
ハンガリー共和国金十字勲章を授与された優秀なツィムバロム奏者。
1975年9月25日名のある音楽一家の子供としてブダペストに生まれる。
父親も高名なツィムバロム奏者で、5歳になった頃から大好きな楽器であるツィムバロムに親しみ始め、最初は父親から、その後叔父のヴァダース・ラースローから習い、後には音楽学校の生徒としてサカーイ・アーグネシュに直々に技を習うことが出来た。
10才で世界的にも類を見ないライコーオーケストラの一員として8年間在籍し、世界の殆どの国を廻った。ライコーを去った後には、シャーンタ・フェレンツJr.のバンドでキラーイレストランで20年間以上演奏した。またそれと同時に世界的有名人マーガ・ゾルターンのバンドでも演奏していて、ニューヨークのカーネギーホールに出演し、イツァーク・パールマンやロジャー・ムーアと同じ舞台を踏んだ。
ハンガリーの誇る文化「ハンガリクム」また、ハンガリー文化遺産として認定された100人のジプシーオーケストラのパートリーダー兼ソリストとして活躍中。
それと同時に、アメリカやカナダでの数え切れないCD録音やラジオ・テレビ出演をシャーンタ・フェレンツ、カーライ・キシュ・エルヌーのバンドメンバーとして演奏、他にもイヴァン・フィッシャー指揮のハンガリーフェスティバルオーケストラとのリストのハンガリー狂詩曲の共演を
始め、ハンガリーの最高の名誉である、コシュートラヨシュ賞を受賞した大歌手のバンゴー・マルギットなどとも共演している。
2018年からは、数々の栄光ある賞を受賞し続けている。2020年には、ハンガリー共和国金十字勲章を授与された。
チェロ:
コヴァーチ・カーロイKovács Károly
ブダペスト生まれ。名のある音楽一家に生まれる。6才の頃からチェロを始め、8才の時にライコーオーケストラに入団を許された。そのオーケストラで世界中を廻った。ツィムバロムのヴァダース・カーロイとは従兄同士。ライコーでは、創立者のファルカーシュ・ジュラ、メーサーロシュ・ティバダール、モチャール・フェレンツ、セクフー・カーロイに師事。その後シャーンタ・フェレンツJr. 、ラカトシュ・デーキ、プカ・カーロイ等、世界的に有名なジプシーヴァイオリニストのバンドで演奏。得にサライ・アンタルのバンドではシドニーのオペハウス、ニューヨークのカーネギーホールで演奏。
他にも、ハンガリー国内でも有名なホンヴェード民族舞踊団のバンドメンバーとしても10年間在籍。クラシックの分野でも、オペラ歌手と共に「ベル・カント・レストラン」で演奏した。日本でも横浜の「アルテリーベ横浜本店」で何度も演奏契約を結んだ。
2016年に日本のテレビ番組「旅する音楽」の取材を受け出演。
2021年に、古館由佳子と結成したジプシートリオでロシア芸術アカデミーのコンテストで金メダルを受賞。
2022年にはハンガリー共和国銀功労十字勲章を受賞。続いて、ハンガリーのTV特集番組で家族に関するレポートが放映される。
2023年ハンガリー国内で名のある国民新聞に特集として取り上げられた。