1945 年戦後の荒廃の中で文化を通した復興を目指して創立 、1955 年「群響」をモデルに制作された映画「ここに泉あり」が公開され、全国的に注目を集めた。1947 年から始めた移動音楽教室は、2021 年度までに延べ 643 万人を超える児童・生徒が鑑賞した。1994年に「プラハの春国際音楽祭」、「ウィーン芸術週間」から同時に招待を受け4カ国を巡る海外公演を実現、2014 年には定期演奏会が 500 回に達した。 群馬交響楽団は、定期演奏会、移動音楽教室をはじめ幅広い音楽活動を展開し、群馬県の文化の象徴として県民から幅広く支持されており、2020 年に創立 75 周年を迎えた。また、2019 年 9 月に開館した「高崎芸術劇場」に活動拠点を移し、2023 年 4 月に就任する飯森範親常任指揮者のもと、さらなる演奏活動の飛躍・向上を目指している。