チェコ第3の都市、ヤナーチェク終焉の地、東部のオストラヴァを本拠地とするチェコ有数のオーケストラ。1954年にパウル・ヒンデミット、セルゲイ・プロコフィエフ、イゴール・ストラヴィンスキー等がオストラヴァを訪れたことを機にオタカール・パルジークによりオストラヴァ交響楽団として設立され、1962年にオストラヴァ国立フィルハーモニー管弦楽団に改称、1971年よりヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団と称している。ヴァーツラフ・ノイマン、カレル・アンチェル、チャールズ・マッケラス等の指揮者や、プラシド・ドミンゴ、ホセ・カレーラス、ダイアナ・ロス等のソリスト等と、最近ではクリスティアン・アルミンク(1995-2002同楽団首席指揮者/2003-2013新日本フィル音楽監督)、ダニエル・ライスキン、アンドレイ・ボレイコ(2019-ワルシャワ・フィル音楽監督)等の指揮者が定期的に共演している。2020年以来、ヴァシリー・シナイスキーが音楽監督兼、首席指揮者を務めている