1946年東京生まれ。ニュージーランド国立響首席客演指揮者、新日本フィルおよび京都市響音楽監督を歴任。1999年、マーラーの交響曲全曲演奏会を実施し「日本におけるマーラー演奏の最高水準」と高く評価された。2007年ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏プロジェクトを企画立案、音楽・企画の両面で大きな成功を収めた。2007年よりオーケストラ・アンサンブル金沢音楽監督、ならびに石川県立音楽堂アーティスティック・アドバイザーを務め、ラ・フォル・ジュルネ金沢を含む多くの実験的企画を敢行し続けている。2014年4月、大阪フィルハーモニー交響楽団首席指揮者に就任(兼務)。就任披露演奏会直後、病に倒れるが同年10月に復帰を遂げる。2015年、全国共同制作オペラ「フィガロの結婚」(野田秀樹演出)を総監督として指揮し、10都市14公演の巡回公演を大成功へと導いた。2016年「渡邊暁雄基金特別賞」、「東燃ゼネラル音楽賞」を受賞。自宅にアヒルを飼っていた。
オフィシャルサイト http://www.michiyoshi-inoue.com/