名古屋生まれ。東京大学工学部卒業後音楽の道へ進み、東京藝術大学作曲科および同大学大学院修了。1974年NET-TV作曲コンクール入賞。1977年ジュネーブ国際バレエ音楽作曲コンクールにて史上二人目のグランプリ並びにジュネーブ市賞を受賞。1982年文化庁舞台芸術創作奨励賞並びに特別賞を受賞。83年ジュネーブ国際バレエ音楽作曲コンクールの審査委員を務める。1984年度文化庁芸術祭優秀賞受賞。ユネスコの国際音楽評議会(IMC)に入選。2000年第18回中島健蔵音楽賞受賞。2003年別宮賞受賞。2004年「風神・雷神」のCDが文化庁芸術祭大賞を受賞。2005年万博記念オペラ「白鳥」が名古屋において世界初演され、この公演に対して佐川吉男音楽賞が授与された。2006年オーケストラ・アンサンブル金沢のコンポーザー・イン・レジデンスに就任し、「協奏的交響曲~エラン・ヴィタール~」を作曲、本作品により第55回尾高賞を受賞。管弦楽作品の多くは、国内ではNHK交響楽団を初め主要なオーケストラ、海外でもスイス・ロマンド管弦楽団、オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団、BBCスコティッシュ交響楽団、フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン、ニュルンベルク等のオーケストラにより演奏され、いずれも高い評価を得ている。現在、桐朋学園大学院大学教授。東京音楽大学客員教授。