1975年サンクトペテルブルクで生まれた育ったミハイル・アグレストは、アメリカのインディアナ州ブルーミントンのインディアナ大学でヴァイオリン演奏の学位を取得し、サンクトペテルブルク音楽院にて、ヴァレリー・ゲルギエフ、ユーリ・テミルカーノフ、セミヨン・ビシュコフ等を育てたイリヤ・ムーシンのもとロシアの伝統的な指揮法を学び、サンクトペテルブルクのマリインスキー劇場で10年以上にわたり研鑽を積み、オペラや交響曲のレパートリーを数多く獲得した。
2003 年にニューヨークのメトロポリタン歌劇場にて、リムスキー=コルサコフ《見えざる街キーテジと聖女フェヴローニヤの物語》でマリインスキー劇場管弦楽団を指揮し世界的に注目されて以降、ドレスデン国立歌劇場(ゼンパーオーパー)、コヴェント・ガーデンのロイヤル オペラハウス(ロンドン)、スウェーデン国立歌劇場、フィンランド国立歌劇場、シドニーのオペラ・オーストラリア等にて斬新な新演出を含む数々のオペラを指揮した。
オーケストラではドレスデン国立歌劇場管弦楽団、ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団、ライプチヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、南西ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団、ブレーメン・フィルハーモニー管弦楽団、スイス・ロマンド管弦楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、バーミンガム市交響楽団、ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団、ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団、シアトル交響楽団、インディアナポリス交響楽団、バンクーバー交響楽団、読売日本交響楽団等指揮している。