2011年ブザンソン国際指揮者コンクール優勝。現在、その将来が最も嘱望される指揮者の一人である。
2012年4月東京フィルハーモニー交響楽団定期演奏会を指揮し東京デビュー。ブラームス交響曲第2番では、「鋭敏な色彩感覚の反映された名演」と評された。ウィーンを拠点に、フランス国立ボルドー=アキテーヌ管弦楽団、イル・ド・フランス国立管弦楽団、ブリュッセル・フィルハーモニー管弦楽団、ミュンスター交響楽団、サンクトペテルブルク交響楽団、ウィーン室内管弦楽団、チリ交響楽団等、国内でも東京都交響楽団、読売日本交響楽団、東京交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、札幌交響楽団、京都市交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、群馬交響楽団、広島交響楽団、九州交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢等にも客演。2013年にはミュンスター歌劇場でオペラ・デビュー。3月には、小澤征爾氏の強い推挙を受けて小澤征爾音楽塾オーケストラを指揮して好評を博した。
1978年東京生まれ。6歳よりピアノを始め、14歳より指揮の勉強を始める。これまでに小澤征爾、佐藤功太郎、レオポルド・ハーガー、ヨルマ・パヌラ、ジャンルイジ・ジェルメッティ、エルヴィン・アッツェル、イザーク・カラブチェフスキー、湯浅勇治の各氏に師事。2001年東京藝術大学楽理科を、2009年ウィーン国立音楽大学指揮科を首席で卒業。次いで2011年同音大劇場音楽科特別課程を修了。