2016 年第1回上海アイザック・スターン国際ヴァイオリン・コンクールにて優勝。 神戸生まれ。3 歳でヴァイオリンを始める。 2000 年第 8 回ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクール・ジュニア部門にて日本人として最年 少で最高位を受賞し一躍話題となる。2011 年ケルン国際音楽コンクールのヴァイオリン部門で優勝、 あわせてその優れた音楽的解釈に対し David Garrett 賞も受賞。 2004年 6 月 モスクワでスピヴァコフ指揮ロシアナショナル・フィルと共演し、地元紙では、「巨匠(ム スティスラフ・)ロストロポーヴィッチが『世界で最も優れた若手ヴァイオリニスト』と絶賛するにふ さわしく、見事なテクニックと成熟した解釈で聴衆を圧倒した。」と評される。 レコーディングは、ウラディーミル・アシュケナージから強い推薦を受け、「アシュケナージ&NHK 交響楽団」の“ツィガーヌ”に参加。そのほかソロ CD は「シャコンヌ」、「Rise」をリリース。また、2016 年 5 月にワーナー・クラシックスから発売されたアルゲリッチ&フレンズのライヴCDに、2015 年のア ルゲリッチ・プロジェクト「ルガーノ・フェスティヴァル」での演奏が収録されている。 現在日本とヨーロッパに拠点を置き、アメリカ、アジアにもその活動の場を拡げている。 これまでに林泉、戸上和代、江藤俊哉、ドロシー・ディレイ、川崎雅夫、小栗まち絵、工藤千博、ザハ ール・ブロンの各氏に師事、2012 年春にはケルン音楽大学を首席で卒業、2015 年秋には同大学院を満場 一致の首席で卒業し、ドイツの国家演奏家資格を取得、また 2016 年秋には神戸市より神戸市文化奨励賞 を授与された。 2002 年度文化庁海外派遣研修員。2012 年 NHK 大河ドラマ「平清盛」紀行の音楽に参加。TBS「情熱大 陸」にも出演、話題となった。 使用楽器は NPO 法人 イエロー・エンジェル、宗次コレクションより特別に貸与された Antonio Stradivari 1699 ”Walner”。