ステパン・シモニャンとエリソ・ヴィルサラーゼの元、ドイツとイタリアで学ぶ。2015年、右手の局所性ジストニア発症を機に左手のレパートリー研究を始める。他の全参加者が両手で演奏する中、ただ一人左手での演奏を行い、マンハッタン国際音楽コンクールで優勝、カーネギーホールでのデビューを果たす。また名誉審査員を務めたイーヴォ・ポゴレリッチよりポゴレリッチ賞を贈られた。ビーゴ国際ピアノコンクール(ビーゴ/スペイン)にてマルタ・アルゲリッチより審査員賞を授与される。5年のリハビリを経て2020年からは両手での復活を果たす。