ガル祭最終日のはずだった今日。#StayHomeガル祭では、スペインからの華やかな風をお届けします!
そしてStayHome中のガル部長、なんと、北陸フラメンコ協会会長の忠縄美貴子さんへのリモートインタビューに挑戦しようとしています。突撃取材大好きなガル部長、意外にも緊張するようで…?
ガル:
あわわわわ…あの…ガ、ガルです…(部長!ちゃんとしてくださいちゃんと!by部下)
忠縄美貴子さん:
ガルちゃんこんにちは、北陸フラメンコ協会の忠縄美貴子です!嬉しいなあ、こうしてガルちゃんにフラメンコのお話ができるなんて。
ガル:
が、ガルも!素晴らしい動画、ガル、感動したガルよ!
ガルね、フラメンコのこと、もっともっと聞いてみたかったガルよ。まず「エスパーニャ・カーニ」って、オープニングコンサートで踊ってくれる予定だった曲ガルね!
忠縄さん:
そう!「エスパーニャ・カーニ」と「カルメン序曲」をオーケストラ・アンサンブル金沢の皆さんの生演奏で披露する機会をいただいていたの。
ガル:
あれ?「カルメン序曲」ってクラシックの曲ガルよね…?
忠縄さん:
よく知ってるね、ガルちゃん。「エスパーニャ・カーニ」もクラシックの音楽なの。そして、クラシック音楽で踊るのはクラシコエスパニョールといって、唄やギターなどのフラメンコ音楽で踊る本来のフラメンコとは別のもの、クラシコエスパニョールには鍛え抜かれたバレエのテクニックが必要なのです。
両方踊れる方もいらっしゃるけれど、普段私たちはほとんど踊らないのよ。
※世界に名を馳せるスペイン国立舞踊団が得意とするものだそうです。
ガル:
えっ…ガル祭のためにものすごいチャレンジしてくれてたガルね…!
忠縄さん:
そう!大変な挑戦だからこそ、皆ワクワクしながら準備を進めていたの。追加メンバーやコンサートホールにふさわしい衣裳えらび、練習方法、そして振り付けも特別なものになる!今回の動画で踊っているメンバーでもある中川恵子がすべて手掛けているのよ。
ガル:
まさにガル祭スペシャルステージガルね!見てみたかったガルよー!!!
忠縄さん:
でしょう!オープニングコンサートはもちろん、私たちがメインとなる公演も素敵なプログラムだったのよ。毎日どこかのステージにスペインの風を届けたくて。
そうだガルちゃん、フラメンコといえば踊り、って思わない?
ガル:(うんうん、高速頷き)
忠縄さん:
日本では踊りだけが際立って知られているけれど、「フラメンコ」はスペイン・アンダルシア発祥の音楽。踊りはその豊かな表現の一角に過ぎないの。フラメンコのステージの素晴らしさは、ほぼ100%が生演奏だということ。まさに総合芸術なのです。その豊かな世界を皆さんに届けたくて、ガル祭では、歌手のダニエル・アズカラテさんとフラメンコギターデュオ「徳永兄弟」の生演奏で「四季のうつろひ(Cuatro Elemento)」という演目を上演する予定だったのよ。
そして「また見たい、また聴きたい!」という気持ちになって貰いたい!って、心から思ってた。
ガル:
お話を聞けば聞くほど、本当のステージで見たかったガルよぉぉぉ(涙)
忠縄さん:
ガルちゃん、泣かないで。開催できる時にはそんな気持ちが爆発して凄いステージになるはず!それにね、この自粛生活の中、久しぶりに衣裳を着て踊ることができて、私たちはとても嬉しい気持ちになれたの。
未来を信じて明るい気持ちで待っていようよ!
ガル:(うんうんうんうん、涙でぐしゃぐしゃの高速頷き)
スペイン・アンダルシア地方発祥のフラメンコ。彼の地から遠く離れていても、「世界の音楽、つながる和」は金沢に在り!そう大きな声で叫びたくなる、心強いメッセージをいただけたように感じます。
急きょインタビューをご快諾くださった忠縄さん、そして北陸フラメンコ協会の中川恵子さん、平野美希子さん、寺井夢さん、ご協力くださった皆様、本当にありがとうございました!
フラメンコをもっと知ってみたい!観てみたい!と思われた方は北陸フラメンコ協会さんのWebサイトへ。
ここ数年オリジナルステージを手掛けていらっしゃるとのこと、昨年12月には雪女伝説を下敷きに「雪女外伝~Historia Blanca~」を成功させたばかり。フラメンコと雪女...気になりますよね!
北陸フラメンコ協会Webサイト